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私が背負った十字架


今日は泥のように寝てました。

ようやくちゃんと目覚めたのが19時頃。あーってなったけど、でも身体が壊れる前にちゃんと休めてよかった。

そこから、昔のブログを漁ったり

人生二回目の下北沢LOFTでのライブの映像(5秒で止めた)や初めてのワンマンの映像を観始めたり。

直立不動でアコギを自信なさげに弾いて唄ってた私が

初ワンマンではそれなりに形になっていて。

その頃は明るい曲が多かったな。というか、まだいろんな曲を書く技術もなく、人生経験も少なかったのかもしれません。

それなりに生きてきた。私は恐がりで臆病で、プライドも高くて。だからあたたかい部屋の中から外の世界をただ眺めてた。そんな世間知らずちゃんの唄。

そこからの数年は。。。とにかく暗い 笑

eggmanでのバンドライブとか

月、Last Song、漂流少女、If I Ain't Got You(cover)、私はこうして嘘をつく、好きって言ってよ、愛

死ぬのか?ってくらい暗い。

確かに振り返ると、この頃の数年は暗黒時代だった。

今思えば笑えるけど初めて泣き過ぎて過呼吸になったことがあったなぁ 笑

買ったばかりのスマホのケース、怒りに任せてバンっ!って投げて割った事も。ふふ

家にも外にも居場所がなかった時代。

でも正直あの頃の事、もう今はあんまり覚えてなくて

人間の記憶って上手に出来てる。とっても優秀。偉いぞー!

ちゃんとひとつひとつ、乗り越えてきたから。

ひどく傷付いたし、傷付けた人の顔を思い出すとチクチクするし

過ぎてしまった時間や、去っていった人はもう取り戻す事が出来ない。

それでも私はこうして今を生き、あの頃とは違う課題に直面したりして毎日必死に闘ってる。

「ほら、また独りじゃん」

って。

どこかでいつも思ってる。

忘れるくらい楽しい事があっても、その熱が冷めたときまた思う。

「何か大きな事を成し遂げる人は、孤独さえも愛せる」

それはちゃんと自分が愛されてると感じられるから

そして、その大前提にちゃんと自分自身が人を愛せるから。

忌野清志郎さんの

「愛しあってるかい?」

という言葉が、ここ数日ずっと頭の中で響いてる。

人は孤独です。

でも生まれたその瞬間から、ひとりじゃないです。

これだけ自己承認欲求を満たすためのツールばかりが世の中を席巻する時代。

みんな、「愛されたい」って想いを自分の方法で消化している。

分かって欲しい、認めて欲しい、っていうのも

分かるわけないだろ、放っておいて欲しい、っていうのも同じ種から芽を出している。

「愛しあってるかい?」

あの清志郎さんの、切なくあたたかい声を聴けば

強張っていた心が解けていく。

私もまだまだ孤独に飲まれてばかりですが

少しずつ、うん、少なくとも大切な家族の愛だけは感じる事が出来るようになってきました。

ひとつできればもうひとつできる。

もうひとつできればもっと出来る。

いろんな形の愛がある。

ちゃんと感じ取れる人になりたいな。

「愛しあってるかい?」

そんな唄を届ける人になる。

郁彩

Next live

3月24日(金)@下北沢Garden

Key.幡宮航太 Agt.森本隆寛

出演時間19:00

郁彩でご予約くださった方にはこの日のライブ音源をプレゼントいたします。(会場でパスワードをお渡ししますので後日ダウンロードURLからダウンロードしていただけるようにします!)

◎詳細・ご予約はこちら


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